災害ボランティア活動(能登半島)12月の活動報告
期間:12/26(木)~12/28(土)
活動場所:石川県輪島市
参加人数:約15人
今回は昨年12月に行われれた、日本ソーシャルワーク教育学校連盟主催のボランティア活動について共有させていただきます。
3日間にわたって石川県輪島市を中心に活動を行いました。
活動内容については、介護老人施設内部(ベッドや棚等)の設置・片付け、施設付近のU字溝の清掃やがれきの撤去などでした。
この施設では、昨年の9月に発生した豪雨の影響で一部施設が浸水、それにより利用者が一時別の場所に避難するという事態になりました。
私たちが訪れた施設では、床が新たに張り替えられていた状態だったのでスムーズに作業することができたのですが、場所によっては未だに床の張替えが終わっていなかったり、雨の影響で腐食してしまい歩くこと自体危険な場所もあります。
被災地は自分の身がいつ何時危険にさらされるか分かりません、常に細心の注意を払いながら活動することが重要です。
また、最終日には輪島市門前町にある道下第一団地に訪れ、仮設住宅で生活をしている被災者の方々と交流を深めました。
大地震による影響や地域の混乱、人々の不安など発災直後から数か月が経過した能登の状況について、お話ししてくださいました。
多くのメディアでは絶対に取り上げられない当時の”今”を直接被災者の方から聞くことができ、体験していない私たちでも想像できないほどの恐怖や不安を感じることとができました。
さらに、なんと私たちの為に人数分のおはぎを用意してくださっていて、寒い体に染みる程よい甘さでとてもおいしかったです。
今回の活動では、昨年の夏ごろと比べて”ニーズの変化”を感じました。
(記事作成者:えいと)