2024年8月20日~23日

能登町にてオープンジャパンのもとで活動

5月のボランティア活動では運び出しが主でしたが、今回は文化の継承やコミュニティ支援が多く、求められるニーズの変化を感じました。
輪島塗の洗浄では、「のとサポ」という輪島塗の保存を行う団体でボランティア活動をさせていただき、能登に古くから残る文化を感じながら作業を行いました。
一世帯50セット、100セット、それ以上持っているご家庭も多くあり、避難所生活では置く場所がないからと手放すしかない、けれども代々受け継いできたものだからこそ、本当は手放したくないとニーズが多くあるようです。こういった思いのこもった輪島塗をバラバラにすることなく、できる限り一世帯のものをまとめてお嫁に出すという活動に文化継承は文化だけでなく思いも継承するのだと感じました。

集会所でのカフェでは、」現在は自宅が倒壊したため仮設住宅で生活しているけれども、能登半島に家を建てても子ども達は引き継がないだろうから金沢などに住もうかな。」という話が印象的で、復興=元通りではないということに衝撃を受けました。

(記事作成者:うめちゃん)